インタビューの趣旨

スタスタ塾の卒業生で広島大学医学部に現役合格した田代華さん（西南学院高校卒）と塾長の鈴木先生に、受験期の過ごし方について伺いました。田代さんは、スタスタ塾の個別最適なカリキュラム作成と的確なアドバイスと、テスト作成ツール Dr.okke によるシャッフル演習を効果的に活用することで、国立医学部への現役合格を勝ち取りました。

（手書きの合格体験記には、塾への感謝のメッセージがびっしりと！）

第一志望に合格された田代さん

田代さんは、高2から受験勉強を開始していましたが、スタスタ塾に入塾する前は、勉強が受動的になってしまうことも多く、焦りだけが積み上がってしまっていましたが、スタスタ塾との出会いを通じて、一生ものの思考法を手に入れ、広島大学医学部に見事現役合格されました。現在は広島で新生活をスタートさせ、忙しいながらも大学生活を満喫中とのことです。

スタスタ塾に入った理由・良さ

田代さんはもともと別の塾に通っていたものの、ただ言われた授業を受動的にこなすだけになりがちでした。学校のテストでは上位を維持していたものの、周りが受験勉強を始めて成績を上げていく中で危機感を覚え、強制力のある細かな学習計画があった方が自分の性格には向いていると考え、高3の夏前にスタスタ塾に入塾しました。

いつも、ざっくりとした不安でいっぱいになり、焦ってしまいがちだったものの、スタスタ塾の鈴木先生からは常に「どこが問題なのかを掘り下げて具体化させよう。次に間違えないようにするにはどうしたらいいかを考えよう」というアドバイスをもらい、考え方を少しずつ変えていった結果、やるべきことがスッと明確化されるようになったと話します。この考え方は、受験を終えて大学生になった今でもとても役に立っているようです。

また、先生との信頼関係も厚く、焦ってしまい勉強に集中できなくなったときや、模試で思うように結果が出なかったときも、その度に鈴木先生と話をして、的確なアドバイスをもらえたことで安心して前に進むことができたと話します。

スタスタ塾のカリキュラムと成績の向上

スタスタ塾では、週に一度の面談を行います。田代さんは、毎日の時間割まで決めてほしいと鈴木先生にお願いし、強制力のある学習計画を作り込んでいました。（下の画像参照）計画通りにはいかないこともあったものの、そういうときでも正直に先生に話して、打ち手を一緒に考える関係性ができていたようです。

（田代さんの実際の1週間の計画例。生徒一人一人の状況に合わせて、週ごとや日ごとの学習計画を作成する）

面談でのやり取りについて、田代さんが、一つ印象に残っているエピソードを語ってくれました。

もともと共通テストの地理が絶望的な点数だったと話す田代さん。高3の夏前でも30〜40点台をさまよっていたようで、鈴木先生に相談したところ、「過去の模試の結果を、分野別に細かく分けて、分野ごとの正答率を出して、苦手なものから優先的に潰していこう」というアドバイスをもらい、実際に鈴木先生と協力しながら書き出していきました。（下の画像参照）

(実際に田代さんと鈴木先生が作成した、地理の分野別弱点分析シート)

その結果、ただ漠然と「地理ができない！」という悩みで頭がいっぱいだったのが、「自分はこの分野で落としているのか」というのがわかるようになり、その分野を教科書や参考書で固められるようになりました。次の模試でも、固めた分野が取れるようになっていればOK、まだ固めていない分野で落としているのはしょうがないよね、という感じで、冷静に分析できるようになったのが大きかった、と田代さんは話します。

鈴木先生も、「生徒からは『先生、この科目の勉強法教えてください』と、大きすぎる課題が投げられることが多い。どの分野なのか、知識の部分なのか、思考力の部分なのか、など細かく具体化することで課題を見える化し、無駄なことをやらせないようにするのを大事にしている」と語ります。

Dr.okkeをどのように利用したか

田代さんは、スタスタ塾でのカリキュラムの中でDr.okkeも活用していました。通学中や寝る前など、ペンを持てない、持ちたくないときに、スマホで楽に古文単語や英単語のテストができたので重宝していたと話します。実際に、Dr.okkeで覚えた古文単語が、共通テストにも出たとのことです。

また、数学については、単元がわからないようにシャッフルして、定期的に応用問題に取り組んでいたようで、鈴木先生からは「すでに全範囲学び終えていたので、穴を探す上でDr.okkeがとても役に立った。青チャートを一から全て解き直すのは、無駄が多くとても現実的ではない中で、テストの結果で弱点を可視化して、じゃあそこだけ青チャートに戻ろうか、という納得感のあるコミュニケーションができたのは良かった」との話がありました。

田代さんも、「こういうICT系のツールは使ったことがあったが、簡単でレベルの合わないものが多かったので、最初は舐めていたが、応用問題にもなると普通に難しかった。得意だと思っていた単元の中でも、『あ、ここできないんだ』という分野が見つかることもあり、自分では気付いていない弱点に気付けてよかった」と話します。

Dr.okkeの良さについて

鈴木先生からも田代さんも、苦手部分を客観的に知ることができる点が最大の魅力だと語ります。

また、田代さんがDr.okkeの他の良さとして挙げたのは、問題の質が高かった点と解説の分かりやすさでした。Dr.okkeで解いた問題の類題が、実際の受験でもバッチリ出たようです。また、「手書きの図などが含まれた丁寧な解説がとても良かった。わからなかった問題もしっかり納得しながら理解を深められた」と話してくれました。