【塾の先生必見】共通テストのリスニング機材は貸出可能!イヤホンの形状も事前に確認して、生徒の不安を最小限に!

【塾の先生必見】共通テストのリスニング機材は貸出可能!イヤホンの形状も事前に確認して、生徒の不安を最小限に!

【塾の先生必見】共通テストのリスニング機材は貸出可能!イヤホンの形状も事前に確認して、生徒の不安を最小限に!

作成日:

2025/11/10

更新日:

2025/11/20

ポスト

リスニングは焦りやすい科目

共通テストは人生を左右する大切な試験。

ただでさえ緊張する中、英語リスニングは、生徒にとって「一番緊張する」と言われるパートです。
音声が1回または2回しか流れず、初めて触るICプレーヤーを自分で操作する。
しかも、当日配布されるイヤホンは使い慣れない形状——他教科と比べて、焦りと緊張を感じる場面が多い科目です。
実際、機材操作やイヤホンの違和感が原因で「内容を聞き逃した」「音が遠く感じた」という声もあります。

こうした生徒の不安を減らす上で、先生が事前に機材やイヤホンの情報を共有してあげることはとても有効です。
この記事では、大学入試センターによる機材貸出制度やイヤホン形状の注意点など、先生ができる事前指導の工夫をまとめました。

また、リスニングのおすすめ勉強方法やおすすめ参考書はこちらの記事で紹介しておりますので、こちらも合わせてご覧ください。

共通テストリスニングの基本構成と特徴

共通テストの英語はリーディング100点+リスニング100点の200点満点。
つまり、リスニングが英語全体の半分を占める重要科目です。

リスニング問題は大問6つ、設問数37問の構成で、放送は1回または2回のみ。
音声を聞き逃さないためにはリスニング力はもちろんのこと、当日の“音の聞こえ方”や“機材操作”に左右されず、慌てず対応できるかどうかといった精神面も結果を左右します。

リスニング機材(ICプレーヤー)の特徴と注意点

共通テストでは、専用のICプレーヤー(再生機器)を使って自分で操作を行います。
操作ボタンは「電源」「確認」「再生」「音量つまみ」の4種類が中心で、イヤホンジャックに有線イヤホンを接続して使用します。初めて触る機材での操作は、想像以上に神経を使います。

そこで、事前に生徒に伝えておきたいポイントは次の3つです。

  1. 操作は迷わずできるようアナウンスがあるので、安心しておくこと。
    ボタンや操作箇所が多く、間違って操作をしてしまわないか不安になりがち。しかし、当日は迷わず操作できるように詳しく説明されるので、必要以上に心配にならなくて大丈夫です。

  2. とはいえ、操作ミス・機材トラブルは起こる可能性あり。即挙手が必要。
    音が出ない・止まらないなどのトラブルは、少ないながらもごくまれに発生します。そのようなときは、自分で解決しようとせず、すぐ試験監督に知らせましょう。試験開始前に音声テストの時間が用意されていますので、そのタイミングに申告することで、試験時間を減らさず対応してもらうことができます。

  3. 音量調節はいつでもできる。
    音声テストの時間中に音量調節をおこなうことができますが、問題が始まってからも音量調節は可能。スピーカーで一斉に音声が流れる場合と違って、自分に合った音量で聞くことが可能です。仮に近くの席の受験生の咳き込みなどがあっても、音量を上げることで影響を最小限にすることができます。
    大学入試センター試験 確認音声(音量調整用)内の案内より

機材貸出制度を活用し、初見要素を減らす

実は大学入試センターでは、教育機関向けに実際のICプレーヤーを貸し出す制度を設けています。
塾や学校が申請すれば、生徒が本番と同じ操作感を体験できる貴重な機会を設けることができます。

  • 貸出対象:団体(塾・予備校など)

  • 申請先:大学入試センター事業部事業第一課

  • 期間・台数:要相談(早めの申請がおすすめ)

※令和8年度共通テストまでの貸出は終了している可能性があります。申請可否については大学入試センターへお問い合わせください。

実際に「機材体験会」を開くだけでも、生徒の安心感は大きく変わります。申請・返却などの手間は発生しますが、生徒にとっての安心材料となるでしょう。

🔗 大学入試センター公式:リスニング機材の貸出制度

貸出が難しい場合も、公式サイトで体験が可能

機材の貸出が難しい場合でも、大学入試センター公式サイト上でICプレーヤー操作を疑似体験できるツールが用意されています。

本番でICプレーヤーを操作する際の詳しい手順の説明動画のあと、「電源」「再生」「音量つまみ」などの操作ボタンを実際にカーソルを合わせながら機能を確認できます。授業やガイダンスで全員に見せるだけでも、「こうやって操作するんだ」という安心感を与えられます。裏面の構造やイヤホン接続の様子まで紹介されており、 当日の手順を具体的にイメージすることができます。

※パソコンでのブラウザ(GoogleChrome, Firefox,  MicrosoftEdge)に対応しています。

🔗 ICプレーヤー操作体験ページ(大学入試センター)

イヤホンの形状と注意点:耳に合わない場合は申請も可能

共通テストで使用されるイヤホンは、耳に引っ掛けるタイプのインナーイヤー型です。
普段、カナル型(耳栓のように密閉するタイプ)やワイヤレスイヤホンを使っている生徒にとっては、 「外れやすい」「音が遠く感じる」などの違和感が生じやすい形状ですので、注意しましょう。

イヤホンの形状

特に注意すべき点は以下の通り。

  • 早めの練習で確認を
    普段のリスニング演習時などに似た形のイヤホンを使用し、装着感を確かめておくと安心です。

  • 高校単位で貸出している場合もある
    進路指導室などで実物を確認できるケースもあるため、特に案内されていない場合は学校側に問い合わせてみるよう、促してみましょう。

  • 装着困難な場合は特別措置申請が可能
    耳の形状や聴覚上の理由で使用が難しい場合は、ヘッドホン型への変更申請ができます。
    申請期限は年度ごとに定められているため、最新情報を大学入試センターサイトで確認を。

※令和8年度共通テスト分の申請は、令和7年10月17日にて終了しています。

耳に合わないまま本番を迎えると、 「片耳しか聞こえない」「途中で外れる」といったリスクが生じます。 事前確認こそ最高の得点対策です。

まとめ:生徒の不安を減らすために先生ができる工夫

ここまで紹介してきたように、共通テストのリスニングではリスニング力以前に、機材や環境に慣れているかどうかが得点を左右します。先生のちょっとした準備や声かけが、生徒の安心感を大きく支えることになります。

以下に、これまでのポイントを整理しました。塾での指導にお役立てください。

工夫

目的・ねらい

ICプレーヤーのレンタルをおこない、操作を事前に体験させる

実際のボタン操作や音量調整の手順を体験することで、「初めて触る不安」を解消します。

大学入試センター公式ページで、ICプレーヤーの操作感を確認する

実機をレンタルできなかった場合でも、公式ページでICプレーヤーの見た目やボタンに慣れ、操作感を確認します。

イヤホン装着の確認を行う

生徒ごとに耳の形や聞こえ方が異なります。実際に使われるイヤホンや似た形状のものを普段から装着しておき、「外れやすい」「音が遠い」などを早めに把握しておきます。

イヤホンでのリスニングに慣れる

学校や模試では、どうしてもスピーカーによる一斉配信となることが多いです。共通テストでの、”慣れない形状の有線イヤホンをして音声を聞きながらメモをとり、問題を解く”という動作は、生徒によっては戸惑うこともあります。塾や自宅で、慣れておくことも大切です。

リスニング対策の環境づくりを支えるDr.okke

とはいえ、実際の塾の現場では、リスニングの教材は従来のCD形式のものも多く、ICプレーヤーやイヤホンでの再生はおろか、スピーカーからCDを流すだけでも一苦労です。そこで、簡単にリスニングの学習を実施でき、生徒はスマホで受験できるテスト演習ツール「Dr.okke」をご紹介します。

Dr.okkeを使えば、先生が特別な機材を準備することなく、スマホ1台で本番に近いリスニング演習環境を簡単に再現できます。

テスト作成が1分で完了。即自動採点・データ蓄積で分析も楽々!

Dr.okkeは、1分であらゆるテストを作成できるツールです。
問題の作成から採点、データ分析まで一連の流れをすぐに行えるため、先生方の負担を大幅に軽減しつつ、生徒に個別最適な指導を行うことができます。

「音を正しく聞き取る」力を体系的に育てる

リスニング問題は、英文の発音ルールで単元を分け、問題は全てディクテーション形式で作成し、徹底的に「音を正しく聞き取る力」を鍛えられるようにしております。(下図参照)

音の連結(リンキング)、音の脱落、文中の音の強弱、数字の読み方、短縮系など、英文の音のルールを網羅し、テスト形式で反復演習をおこなうことができます。

<発音ルールを網羅したリスニングの単元>

リスニングの出題範囲

↑出題範囲・レベル・問題数・制限時間などを柔軟に選択できる。

また、解説画面では問題文の音声の再生速度を自由に調整し、再生することができます。そのため、シャドーイングによる復習にも最適です。
実際に自分で正しく発音してみることはとても重要ですので、こちらの機能を用いてぜひシャドーイングもおこなってみてください。
さらに、単語や文法についてのワンポイント解説もつけております。

<生徒の画面>

生徒の画面

↑生徒はスマホで手軽に受験。解説画面では音声を速度を変えて再生できる。

教師・生徒・保護者をつなぐ“学習データ”

テスト結果は自動採点され、すぐに先生の画面にも反映されます。
生徒一人ひとりの得点や弱点単元がグラフ化されるため、実力を詳細に分析したり、タイムリーな声掛けを行ったりすることができ、生徒のモチベーション向上につながります。また、過去のテストのデータも自動で蓄積されていくので、保護者様への共有や面談資料としても活用できます。

さらに、生徒ごとに、客観的なデータが自動で蓄積されていくため、苦手な発音ルールなど、対策すべき単元が一目で分かります。解けていない問題のみでの出題も可能です。

<生徒ごとに、各単元の到達度が一目でわかる>

範囲ごとの到達度

↑各生徒の到達度の分析や、解けていない問題に絞った個別最適なテストの作成もできる

主要5教科+情報Ⅰに対応、導入もスムーズ

Dr.okkeはリスニングだけでなく、主要5教科+情報Ⅰに対応しています。高校範囲だけでなく、中学範囲も拡充中です。

あらゆる参考書や既存教材と組み合わせて演習を行えるため、塾全体のテスト設計を一元管理できます。実際、Dr.okkeを導入した多くの校舎でテスト演習教材として利用いただき、成績アップの事例が続々と出ています。

初期費用は不要で、1人からでも導入可能。

気になった方は、ぜひ即日利用可能無料トライアルから使ってみてください!

👉無料トライアルでDr.okkeを使ってみる

👉Dr.okkeの詳細を見る

この記事をシェアする:
この記事をシェアする:
ポスト

執筆者

ライター(野口)
ライター(野口)

野口 真生

野口 真生

株式会社okkeマーケティング担当。京都大学総合人間学部/人間・環境学研究科卒。

大手家電メーカーにて新規商材・ECサイト運営を担当後、okkeに入社。

好きな動物は猫とニホンザル。

【塾の先生必見】共通テストのリスニング機材は貸出可能!イヤホンの形状も事前に確認して、生徒の不安を最小限に!

【塾の先生必見】共通テストのリスニング機材は貸出可能!イヤホンの形状も事前に確認して、生徒の不安を最小限に!

【塾の先生必見】共通テストのリスニング機材は貸出可能!イヤホンの形状も事前に確認して、生徒の不安を最小限に!

1分後に無料で試せます

自動返信ですぐにDr.okkeの資料とサンプルアカウントが届きます。お気軽にお試しください。

1分後に無料で試せます

自動返信ですぐにDr.okkeの資料とサンプルアカウントが届きます。お気軽にお試しください。

1分後に無料で試せます

自動返信ですぐにDr.okkeの資料とサンプルアカウントが届きます。お気軽にお試しください。